お通り沢での倒木撤去と修復作業もボチボチと

雨呼山奥山駆けにばかり注力しているわけではなく、お通り沢も整備を継続しています。

高瀬、休石での河川改修工事で入口がわかりにくかったのですが、橋の付け替えも終わり、工事も終盤を迎えてきているようです。分岐となる供養塔も元の位置へ戻されました。
案内板のある県道から民家の間を抜ける道筋で進んでください。

供養塔のある民家の左側へ進み畑の間を抜け、イノシシ防護柵の扉を開けて(抜けたら必ず閉めてください)、あとはいつも通りのお通り沢です。

間もなくすると杉林の中、沢沿いで土砂流出のところに手を加えました。
以前は石積みの場所でしたが長年の雨水や雪解けなどで土砂も流され、草(アカミズ)も茂ると足元が不安定でした。杉倒木を使い沢から石を拾い上げて敷き詰め、杉葉や腐葉土を載せただけです。

数年も持たないでしょうが、崩れたら修復し続けるのみ、古道の整備は通い続けないと維持できませんのでね。

そして山寺側でも、数年前に倒れた杉の大木、くぐれば通れるのですが、朽ちて落ちてしまえば面倒になるのでこちらも切りました。

連日の猛暑の中ですが、小型のチェーンソーでもこれぐらいは可能です。
(蒸し風呂ですけどね)
残りは秋にでも片付けようかな。

で、なんと地蔵畑の板碑の隣の五輪塔が倒されてました💦
誰の所業でしょう?
熊か?
まさか人間ではないとは思うが。

山寺立石寺と慈覚大師のかかわりを象徴するこの地ですから、即座に直します。

周囲の草も刈り終えましたが、夏の葛が出ると再び下刈り。
8月お盆が過ぎるまで気が抜けません💦

元通りになった地蔵畑に清々しい風が流れる初夏の整備でした。

山寺郷土研究会
原田 忠幸

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