10月末をもって新規の古道整備を終えることができました。
紅葉の下に続くコース、降雪までわずかの期間しかありませんが、来年春、残雪が溶けきる5月連休に萌え出す若葉の季節にも楽しめるでしょう。基本は稜線沿いの道ですが、歩く人が少ないことは森と一体感を持つことが可能になる、それも古道の魅力の一つではないでしょうか。
まず注意点として、コース全長は長いです。
実測値は約8km余りですが、個人差はあるので実感としては10kmを越えるかもしれません。
中間点の山頂標高は905.5mですが、そこに至るまでアップダウンと急傾斜がところどころ出てきます。ロープ設置が必要な場所もありますが、多くは2本足で、またはポールを使えば歩けるでしょう。枝などつかみつつ、慎重に下る場所もあります。
長年放棄されていた踏み跡の上を刈払いしたといえば聞こえはいいですが、長い区間を登山道のように整備するまでには至りませんでした。来年以降の課題です。
また、所々刈払った笹が残っていますので、靴底で滑らないように足元にも注意です。
古くから天台修験の道として使われた経緯であるため、少なからず膝や腰への負担が大きいことに加え、雨具や携行食、飲料水も十分に用意されることが重要です。
山頂が昼食休憩地点となるでしょう。
標柱などはありません。熊やイノシシ・猿なども通ることがあり、中級以上のスキルが必要です。
複数名パーティで先に車をデポジットしておけるといいのですが、一方の駐車場所は寺社なので事前に連絡を入れて許可をもらうようお願いいたします。
下記のリンク先を参考にしていただいて構いませんが、現地との差異もあるかもしれません。
刈払いされた道とピンクテープを目印に歩いていけば大丈夫です。
天台修験の道〈山寺→若松観音〉奥山駆け案内 / はなさんの面白山・神室岳・大東岳・雨呼山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
今年2回目の奥山駆けです(^^;; やまでらさん達と行った前回の日記はこちら (迷いやすいコースなのでガイド必要) 奥山駆けを歩いてみたいのでガイドをお願いしたい。
山寺郷土研究会 原田
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