ひさびさの夏の里山です。
朝早い時間に終えることができれば理想ですが、いざ入ってみると古道はびっしりと草が繁茂しています。
高瀬の休石から開始、峠の手前のクヌギ林に着いたころには晴れ間が出てきました💦
明け方までの小雨も相まって不快指数はうなぎのぼり、座頭峠の風が御仏のご加護かと思うぐらい(笑)
峠は樹木の合間をものともせず風が流れるので、日差しを避けて休憩するには一番適しているのです。
最大の課題は、眺めのよい耕作跡地での草刈り作業。
6月から芽が出始め、7月を逃すと8月お盆ごろには道を埋め尽くすほどのミドリ・緑・碧になってしまうために、暑い中で草刈りをすることがお通り沢を維持するための関門です。
まぁ、それでも何年か経験し慣れました。こんな程度ですけど、20分ほどで作業は終わります。
今年後半への懸念として、ブナの結実が大凶作との予報…(河北新報記事より)
東北5県、ブナの実「大凶作」と予測 クマの出没増を懸念 東北森林管理局 | 河北新報オンライン
東北森林管理局(秋田市)は5日、福島を除く東北5県のブナの結実予測について、全県で「大凶作」となったと発表した。開花状況の調査が5県で始まった2004年以来初めて。ブナの実は冬眠前のツキノワグマの餌…
里山低山のお通り沢なのですが、2020年の秋、ルート上のクヌギ林に熊棚が出現しました。
この年もまたブナが凶作とのことでしたので、高瀬か山寺の奥山から移動して林のドングリを食べたのでしょう。
ブナに比べるとかなり渋いはず。それでも生きるためには必要なんでしょう。
もしかすると今年、再び熊が降りてきて食べに来るかもしれません。
すでに設置しているクマ缶は必ず叩いて鳴らすようにお願いします。
(まあ、昼間はいないはずですが…念のために)
ついでに、熊除けの鈴に頼り切ってはいけません。
大げさぐらいでちょうどいいのです。
山寺郷土研究会 原田
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